ヒューマン&テクノロジー”SHIGA”新産業創出拠点とは?
医工連携による「質の高い医療の提供」と「活力あるものづくり産業の創出」が絶え間なく繰り広げられるイノベーション・エコシステムの構築に向けて、独立行政法人科学技術振興機構「地域産学官共同研究拠点整備事業」の支援のもとで2011年度立命館大学および滋賀県工業技術総合センターに研究施設が導入されました。
これら研究施設は、地域に開かれたオープンコラボレーション拠点として、医療診断・治療技術の小型化・軽量化・インテリジェンス化を目標とした技術開発を行うために、医療機器開発に関わる(これから参入予定の)多くの企業・研究機関に開放する施設です。
施設で出来ること・装置一覧
本施設では、自動車、情報機器等への応用が先行するMEMS技術やバイオチップ等への応用が活発なμTAS(マイクロタス)技術を医療のために利用することを目標としています。これらの超微細加工技術は、「医療技術の高度化、小型化、可搬化」の実現に重要であり、現有技術との組み合わせは、新しい技術を生み出し医療の発展に貢献します。
MEMS技術・μTAS技術を用いて、各種医療機器の微小化・微細化を行うための「リソグラフィー」「薄膜形成」「エッチング」「評価」「バイオ・医療機器評価」「プロトタイプ作製」を行うことができます。
- <技術分野>
- <活用する装置>
- リソグラフィー
- レーザー描画装置・アライナ・スピナー・クリーンベンチ・ドラフト・クリーンブース
- 薄膜形成
- 真空蒸着装置・真空スパッタ
- エッチング
- ドライエッチング装置・金属ドライエッチング装置・ドラフト(酸)・ドラフト(アルカリ)
- 評価
- プローバ
- バイオ
- バイオハザード対策用キャビネット
- プロトタイプ
- ラピッドプロトタイピング装置
※ラピッドプロトタイピング装置は、滋賀県工業技術総合センターに設置されております。
施設を利用するには?

詳細なお問い合わせ先
電話:077-561-2802
E-Mail:bmdc@st.ritsumei.ac.jp
※ご利用方法などお気軽にお問い合わせください。